今月はアットマークリアスNPOサポトセンターに協力して、釜石市の仮設住宅の集会所に3回にわけてうかがいます。先週の8、9日に引き続き、2回目の初日は快晴!でも、気温はぐっと下がっています。
お店のおかみさんは、郷土料理研究会をやっていて、午後うかがう予定だった仮設住宅にも去年は何度か仲間で差し入れに行っていたとか。ある日、みんなに食べてもらっている中、まったく手をつけず、持ち帰ったお母さんがいて、「口にあわなかったのかなぁ」と思っていたら、お子さんが津波で流されてしまったため、この美味しい料理を食べさせてあげたいと、仏壇に供えられていたそうです。
「みんな喜んで迎えてくれるから、がんばってきてください」と見送ってくださいました。
そうしてうかがった先では、自治会長さんが「みんな明るく見えるけど、心の中は不安だらけなんだよ」と。出演者のみなさんも、これまでは大きな会場での公演が多かったようで、被災地で暮らすみなさんの姿を間近に見て、震災の被害の大きさを再認識されたようです。こういった機会にこれてよかった、みなさんに喜んでもらえてよかった、と繰り返しおっしゃっていました。
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