みなさんの団欒の場ともなるように、ボランティアの方々が会場設営、お茶っこの準備、誘導、終演後は片付けと、心配りをいただきました。
遠野まごころネットでのオープンハウスに引き続き、演奏に駆けつけてくださったのは、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団(ユニフィル)より宮下要さん(楽団長・ヴァイオリン)、塗矢真弥さん(コンサートミストレス)、紀谷葉子さん(ヴィオラ)、中林成爾さん(チェロ)、紀谷恭行(首席フルート)、小野玲子さん(伴奏ピアノ)。
生で演奏を聴くのははじめて、という方が多い中、オープンハウスでも演奏したクラシックの名曲にロンドンデリーの歌、浜辺の歌、グリーンスリーブスなど親しみ深い曲目を加え、会場からは1曲終わるごとに大きな拍手が返ってきました。チャルダーシュはジプシー音楽さながら客席の間を縫って、間近での迫力に目を見張る姿も。また、それぞれの曲にまつわるエピソードに、笑顔があふれました。
アンコールでは、剣の舞、津軽海峡冬景色、そして最後に故郷をみんなで歌うとき、涙を浮かべる方もたくさんいらっしゃいました。終演後は、素晴らしい演奏を届けてくださった宮下要さんに「『ブラボー』と叫びたかったけど、言えなかった。ブラボーでした。」「ほんとに素晴らしかった。」とみなさん感激と感謝の気持ちを伝えていました。
ボランティアの方々のあたたかいおもてなしと感動的な生の音楽、心地よい響きに、「またぜひこうして音楽を楽しむ時間がもちたい」という感想もたくさんお寄せいただきました。仮設住宅に入った方々に音楽と交流の機会を、と声をあげてくださったボランティアの原元さん、急な依頼に素早く対応してくださったユニフィルの方々、助成してくださったロームミュージックファンデーションさんをつなぐことができて本当によかったです。実施にあたってご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
【協賛】ローム株式会社
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