2011年11月27日日曜日

11月27日(日)大船渡公演レポート

11月27日に、岩手県大船渡市に、落語と太神楽の公演を届けました。
会場となった猪川地区公民館では、お茶やへっちょこ汁の炊き出し、焼きいもなどが振る舞われ、体育館ではプロによるメイク&写真の撮影サービス、神戸からの学生ボランティアによる足湯&マッサージサービスも行われていました。

 

周辺の仮設住宅に住んでいる方々は、まだお互いのことを知らなかったりするので、みなさんで集まって、顔を合わせて笑っておしゃべりする機会をたくさん作っていきたい、と遠野まごころネットのボランティアの方がみなさんをつないでくださっています。

広い畳敷きの研修室では、お茶っこしながらリラックスした雰囲気。60名ほどの方々がお集まりくださいました。遠野まごころネットの森さんの司会で、公民館館長のご挨拶、落語芸術協会仙台事務所の白津さんの前説に続き太神楽、鏡味味千代さんの登場です。



五階茶碗が一段、また一段と積み上がるごとに会場から「いやぁー」「すごいねえ」と驚きの声、ごらんになっている皆様からも緊張感が伝わってきます。撥(ばち)、鞠(まり)の各芸の後は傘の芸、会場の方も参加して紙風船が傘の上で回ると拍手喝采。味千代さんも袋に入った岩手名物南部煎餅を傘の上で回すという荒技にチャレンジ、こちらも万雷の拍手をいただきました。

 

続いては岩手、遠野出身の落語家、川野目亭南天さんの登場、東北弁講座、岩手のおばあさんの日常を東北弁で愉快かつ表情豊かに描く枕ですでに会場は笑いの渦、落語が終わった時には、皆笑い疲れて、まるで運動を終えた時のような清々しさと満足感で会場が包み込まれていました。

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